ライブの素晴らしさと、気づいた事を書いたよ。
コロナで色んな事が中止になったり、思い通りにならなかったこの約2年。
(コロナで騒がれるちょっと手前から潰瘍性大腸炎になったので、ほぼ2年)
あまりにも違いすぎる環境。
例年なら、毎月、何かしらのイベントに参加させていただいて、2週間に1回、いや、
もっと頻繁にステージに立っていた事もあったのに。
でもそんなおかげで、気づけた事もありました。
耳が、いい意味でリセットされました。
目の前を通りすぎる音の輪郭が、とてもはっきり聞こえるようになった。
受け取る音の響きを、慣れきった耳ではなく、
音から離れすぎていた体全体がそのまま受け取るようになった気がします。
先日のANONAのステージを終えてから思ったのは、
何らかの表現という形で出した後に、目の前に大きな風穴のような、空間が出来ること。
さらに呼吸がしやすくなって、その空間には、これから新しい何かを置いていける。
そして成長させていく。・・・そうか、このサイクルに、もともと自分はいたんだ。
きっと、表現する側だけでなく、聴く側にも影響があって、
その証拠に「なにか新しいことをやってみたくなった」という言葉が
周辺でちらほら見えてきていて、とても嬉しいのです。
空間って、何も無い状態を言うのかと思っていたけど、
出来事があるからこそ、空間は作られていくものなんですね。
不思議だなぁ。
嬉しいなぁ。
全く同じにならなくても良いから。
できる形で、
どんどん置いていこうね。
Makeup by Saori Hara Photo by Megumi Grace Okamoto
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